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架線メッセン部材の種類とサイズを徹底解説|電線支持に必要な部材選定ガイド

架線メッセン部材の種類とサイズを徹底解説|電線支持に必要な部材選定ガイド

26/05/07 13:41

電気設備工事や通信工事、屋外配線工事では、「架線メッセン工法」が広く採用されています。 特に工場・倉庫・仮設現場・駐車場照明・防犯カメラ・LAN設備では、電線や通信ケーブルを空中支持するために、多くのメッセン部材が使用されます。 しかし実際の現場では、 • 「部材サイズの選定が分からない」 • 「ワイヤー径と金具サイズの関係が難しい」 • 「耐荷重に対して適切なサイズが知りたい」 という悩みも少なくありません。 この記事では、架線メッセン部材の種類だけでなく、代表的なサイズや選定目安まで詳しく解説します。

架線メッセン工法とは?

架線メッセン工法は、空中に張ったワイヤー(メッセン線)に各種ケーブルを吊り下げる工法です。地中埋設に比べ、工期短縮コスト削減増設容易などのメリットがあります。

主な用途例

使用場所

用途

工場

動力配線

倉庫

照明配線

仮設現場

仮設電源

駐車場

防犯カメラ

商業施設

LAN配線

道路横断

電源供給

主な部材と選定ポイント

1. メッセンワイヤー(メッセン線)

  • 張力を受け持つ基本部材。

  • 主な種類:

    • 亜鉛メッキ鋼より線(一般的)

    • ステンレスワイヤー(耐食性高い)

    • 被覆ワイヤー(絶縁・耐候性向上)

線径

用途目安

2.0mm

軽量通信線

3.2mm

LAN・弱電

4.0mm

一般照明

5.0mm

動力配線

6.0mm以上

長距離・重量物

選定時のポイント:スパン距離・ケーブル重量・風圧・積雪を考慮

2. ターンバックル(張力調整部材)

種類

特徴

アイ&アイ

強度重視

フック型

施工容易

アイ&フック

汎用タイプ

呼び径

適合ワイヤー

M6

2.0~3.2mm

M8

3.2~4.0mm

M10

4.0~5.0mm

M12

5.0mm以上

3. ワイヤークリップ(端末固定部材)

  • 端末固定

  • ループ形成

  • 張力保持

サイズ

適合ワイヤー

3mm

2~3mm

5mm

4mm前後

6mm

5mm前後

8mm

6mm以上

推奨個数:

ワイヤー径

推奨個数

~4mm

3個

5~6mm

4個

8mm以上

5個以上

4. シンブル(ワイヤーループ保護金具)

  • ワイヤー折損・摩耗防止、強度維持

サイズ

適合ワイヤー

3mm

2~3mm

5mm

4mm前後

6mm

5mm前後

8mm

6mm以上

  • シンブルのサイズはワイヤー径に合わせます。

5. アイボルト(建物側支持金具)

サイズ

用途

M6

軽量支持

M8

一般配線

M10

動力配線

M12

重量支持

材質

使用環境

屋内

溶融亜鉛メッキ

屋外

ステンレス

塩害地域

6. シャックル(金具同士の接続部材)

  • 高強度・着脱可能・仮設向け

呼び径

使用目安

6mm

軽量配線

8mm

一般配線

10mm

重量配線

12mm以上

高荷重

7. ケーブルハンガー(吊り下げ部材)

  • 種類:

    • 樹脂製(軽量)

    • ステンレス製(高耐久)

    • ワンタッチ型(施工性向上)

適合ケーブル径

用途

5~10mm

LAN

10~20mm

VVF

20~40mm

CVケーブル

8. 支持サドル・バンド(壁面固定)

  • 壁沿い配線、ケーブル整理、配管支持

サイズ

適合径

16

PF16

22

PF22

28

PF28

36

PF36

9. アンカー部材(コンクリート固定)

  • 種類:

    • オールアンカー(一般用)

    • ケミカルアンカー(高強度)

    • ボードアンカー(軽量壁用)

サイズ

用途

M6

軽量固定

M8

一般支持

M10

重量支持

M12

高荷重

10. 絶縁支持具(絶縁部材)

  • 感電防止、漏電防止、絶縁距離確保

種類

適合用途

小型

通信線

中型

一般電源

大型

高容量配線

部材選定の重要ポイント

  • スパン距離が長いほどワイヤー径や金具強度のアップが必要

  • 荷重計算(ケーブル重量・雪荷重・風圧・振動)

  • 安全率:想定荷重の4~6倍を目安に設定

  • 屋外や塩害地域では耐候性や耐食性部材(ステンレス・亜鉛メッキ)を推奨

よく使われる組み合わせ例

用途

推奨構成

防犯カメラ

3.2mmワイヤー+M8金具

LAN配線

2.0~3.2mm

工場照明

4.0mm+M10

動力幹線

5.0mm以上

仮設電源

4.0mm+ターンバックルM10

施工時の注意点

  • 張力のかけ過ぎ → ワイヤー破断・建物損傷の原因

  • たるみ調整の徹底

  • 異種金属接触腐食(ステンレスと鉄は要注意)

  • 高所作業の安全対策(フルハーネス、感電防止、手順管理)

架線メッセン工法は電気・通信工事に不可欠。
適切なサイズ選定・荷重計算・耐候性・張力管理が特に重要であり、
安全性・長寿命化・メンテナンス低減につながります。

まとめ

  • 適切な部材選定と荷重管理で安全・長寿命を実現

  • 今後、防犯カメラ・LAN・EV・仮設電源分野での需要が増大


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