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電線CV・CVVサイズ一覧|許容電流・外径を徹底解説【設計・施工必読】

電線CV・CVVサイズ一覧|許容電流・外径を徹底解説【設計・施工必読】

26/03/09 09:57

電気工事や設備設計において、電線の種類・サイズ選定は安全性とコストの両面に大きく影響します。特に低圧設備で多用されるCVケーブル・CVVケーブルは、動力・幹線・制御回路など幅広い用途で使用されるため、許容電流・外径・施工性を正しく理解することが重要です。 本記事では、 • CV・CVVケーブルの基本構造 • サイズ別「許容電流・外径一覧表」 • 用途別の選定ポイント • 設計・施工時の注意点 を体系的に解説します。

CVケーブルとは?【電力用ケーブルの定番】

CVケーブルは、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルで、電力用幹線で広く使用されています。

  • 導体:

  • 絶縁体:架橋ポリエチレン(XLPE)

  • シース:ビニル

CVケーブルの特徴

  • 許容電流が高い

  • 耐熱性(90℃)に優れる

  • 幹線・動力回路に最適

  • 屋内外・電線管・ラック敷設に対応

そのため、受変電設備〜分電盤〜動力盤まで、電力幹線の主役として多く利用されます。

CVVケーブルとは?【制御・信号用ケーブル】

CVVケーブルはCVと同じく架橋ポリエチレン絶縁ですが、多心構造が基本で制御回路や信号配線に適しています。

CVVケーブルの特徴

  • 多心(2C~60C以上)

  • 制御盤・計装配線に最適

  • 電圧降下が小さく安定

  • 電力用には不向き(許容電流が小さい)

CVケーブル サイズ別 許容電流・外径一覧表

※周囲温度30℃・3心・管路敷設を基準とした一般的目安

サイズ(sq)

許容電流(A)

外径(mm)

主な用途

2

約30

約9.5

小容量動力

3.5

約40

約10.5

エアコン電源

5.5

約55

約12.0

小型機械

8

約70

約13.5

動力回路

14

約95

約16.5

動力幹線

22

約125

約19.5

分電盤幹線

38

約170

約24.5

大容量負荷

60

約230

約29.0

幹線主回路

100

約310

約35.0

受電設備

150

約390

約41.0

大型設備

200

約460

約46.0

工場幹線

👉 許容電流は敷設条件(管内・ラック・地中)で低下するため注意が必要です。

CVVケーブル サイズ別 許容電流・外径一覧表

※2心・30℃・空中敷設を基準とした目安

サイズ(sq)

心数

許容電流(A)

外径(mm)

用途

0.75

2C

約7

約7.0

制御信号

1.25

2C

約10

約7.8

操作回路

2

2C

約15

約8.8

制御電源

3.5

2C

約22

約10.5

小容量動力制御

5.5

2C

約30

約12.0

制御主回路

※多心になるほど許容電流は低下します。

CV・CVVケーブルのサイズ選定ポイント

  1. 許容電流だけで選ばない

    • 電圧降下

    • 将来増設

    • 周囲温度

    • 収容率

    を総合的に判断しましょう。

  2. 外径=施工性に直結

    • 電線管サイズ

    • 曲げ半径

    • 端子台・盤内スペース

    外径を把握していないと施工不可ややり直しの原因になります。

  3. CVとCVVの使い分け

    用途

    推奨ケーブル

    動力・幹線

    CV

    制御・信号

    CVV

    電源兼制御

    条件によりCV

設計・施工時の注意点

  • 電線管内では許容電流が20~30%低下

  • 多条敷設時は集合補正係数を考慮

  • 曲げ半径は外径の6~8倍以上確保

  • 盤内は放熱不足に注意

これらを無視すると、発熱・絶縁劣化・トラブルの原因となります。

まとめ|CV・CVVケーブルは「許容電流+外径」で選ぶ

CV・CVVケーブルの選定では、

  • サイズ(sq)

  • 許容電流

  • 外径

  • 敷設条件

を必ずセットで考え、安全かつ効率的な電気設備設計・施工を心がけましょう。特に近年は省スペース化・盤内高密度化が進んでおり、外径情報の重要性が増しています。正しい知識で最適なケーブル選定を!

Profile picture of 小原 一馬
小原 一馬
経営企画室

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