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キュービクルだけじゃない!屋外制御盤やPCS(パワコン)を熱暴走から守るSPACECOOLの活用法

キュービクルだけじゃない!屋外制御盤やPCS(パワコン)を熱暴走から守るSPACECOOLの活用法

2026年7月10日 (最終更新 2026年8月3日)

工場や物流倉庫、施設において、夏の「熱対策」が必要なのはキュービクル(高圧受電設備)だけではありません。 敷地内を見渡すと、直射日光にさらされた「屋外制御盤」「パワーコンディショナー(PCS)」「通信基地局の盤」など、数多くの精密機器が悲鳴を上げています。 これらの設備が熱暴走を起こすと、生産ラインの停止や発電効率の低下といった大きな実害が生じます。 本記事では、キュービクル対策で大きな実績を持つ放射冷却素材「SPACECOOL(スペースクール)」を、他の屋外設備へ横展開することで得られるメリットや、具体的な活用例について徹底解説します。

1. なぜ「屋外の盤」は夏に熱暴走しやすいのか?

工場などの屋外にポツンと設置されている制御盤や電子機器のボックス。一見するとただの鉄箱ですが、夏場は以下のような「熱の二重苦」に直面しています。

外からの熱:直射日光による「内部のオーブン化」

遮熱対策をしていない鉄製の盤は、夏の直射日光を浴びると表面温度が70℃近くまで上昇することがあります。

これにより、盤の内部はまるでオーブンの中にいるような高温状態になります。

内からの熱:電子機器自体が発する「自己発熱」

盤の内部にあるインバーター、サーボアンプ、PLC(シーケンサー)、電源ユニットなどの電子部品は、作動中に自らも強い熱を発します。

密閉された盤内ではこの熱が逃げ場を失い、外部からの熱と合わさって、機器の許容周囲温度(一般的に40℃〜50℃前後)をあっさりと超えてしまうのです。

この結果、機器が安全装置によって「熱暴走(突発的な停止)」を起こし、システムダウンや生産停止を引き起こします。

2. 盤用クーラーや換気扇だけでは不十分な理由

多くの現場では、盤の熱対策として「換気扇(ファン)」や「盤用クーラー」を導入しています。

しかし、近年の日本の酷暑に対しては、これらだけでは限界を迎えつつあります。

  • 換気扇の限界: 外気温がすでに35℃〜40℃ある場合、外の熱い空気を内部に取り込むことになるため、思うように中が冷えません。

    また、フィルターが目詰まりすると冷却能力は一気に落ちます。

  • 盤用クーラーの限界: 確かに冷却力は高いですが、外壁から伝わる容赦ない太陽熱と戦い続けるため、電気代が跳ね上がります。

    さらに、過酷なフル稼働が続けばクーラー自体が故障するリスクも高まります。

つまり、電子機器を守り、省エネを達成するためには「そもそも盤の中に太陽熱を侵入させない(外壁を冷やす)」という根本的なアプローチが必要不可欠です。

3. SPACECOOLを横展開すべき3つの代表的な屋外設備

ゼロエネルギーで外気温より温度を下げられるSPACECOOLは、鉄製の屋外盤全般と非常に相性が良い素材です。特に効果が高い3つの設備をご紹介します。

① 屋外制御盤・動力盤(工場の設備・ポンプ室など)

工場敷地内や、排水処理施設、ポンプ室などの屋外制御盤への施工です。

制御盤が熱でトリップ(強制遮断)すると、工場の製造ラインの一部やインフラ設備が完全にストップしてしまいます。

SPACECOOLを盤の天面や側面に貼るだけで、盤内温度を大幅に下げ、突発的なライン停止リスクを未然に防ぐことができます。

② 太陽光発電のパワーコンディショナー(PCS)

太陽光発電所に欠かせないパワーコンディショナーは、直射日光が当たる屋外に設置されるケースがほとんどです。

PCSは熱に非常に弱く、内部温度が一定(例:50℃)を超えると、機器を守るために「温度抑制(出力抑制)」という機能が働き、発電量を強制的に落としてしまいます。

これは売電収入の直接的な減少を意味します。SPACECOOLでPCSの筐体を冷やすことは、「夏の発電機会ロスを防ぎ、売電収益を最大化する」という攻めの投資になります。

③ 通信基地局・ネットワーク機器の収納盤

5Gの普及などに伴い、屋外に設置される通信盤やネットワーク機器の数は増加しています。これらが熱を帯びると、通信速度の低下や接続障害の原因になります。

24時間365日の安定稼働が求められる通信インフラの現場でも、電気を使わず高耐久なSPACECOOLは最適なソリューションです。

4. 屋外設備への施工が「マグネットシートタイプ」で劇的に楽になる

前回の記事(キュービクル編)でもご紹介した通り、SPACECOOLには「フィルムタイプ」と「マグネットシートタイプ」があります。

屋外盤への横展開において、特に重宝されているのが「マグネットシートタイプ」です。

現場で切って、ピタッと貼るだけ

屋外制御盤やPCSは、キュービクルに比べてサイズが小さく、突起物や配線、メーター類が表面にあるケースも多いです。

マグネットシートタイプであれば、ハサミやカッターで設備の形状(メーターの窓など)に合わせてその場で簡単にくり抜くことができます。

磁石なので、位置合わせの失敗もありません。

機器の点検・交換時もストレスフリー

万が一、中の電子機器が故障して盤の扉を交換したり、将来的に盤全体の塗装改修を行ったりする場合でも、マグネットなら「剥がして、また使い回す」ことが可能です。

この現場の手間の少なさが、設備管理担当者から高く評価されています。 (※剥がれ防止のため、上端への公式推奨シーリングテープによる保護は必ず行ってください)

5. まとめ:敷地内全体の「熱リスク」を総点検しよう

キュービクルの熱対策でSPACECOOLの効果を実感されたら、ぜひ一度、敷地内にある他の「屋外の鉄箱」に目を向けてみてください。

「毎年夏になると、あの制御盤のファンが異音を立てている」「パワコンが熱でセーブ運転に入っていないか心配だ」という箇所が、きっと見つかるはずです。

電気代を一切かけず、貼るだけで精密機器の寿命を延ばし、突発的なシステムダウンを防ぐSPACECOOL。

本格的な夏が到来し、機器が悲鳴を上げる前に、敷地内全体の熱リスク対策として横展開を検討してみてはいかがでしょうか。

各設備への具体的な施工事例や、最適な製品サイズについては、SPACECOOL株式会社の公式サイトをぜひチェックしてみてください。
👉SPACECOOL株式会社(スペースクール)

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