
新人営業が最初に知っておきたい分電盤の基礎知識
電材商社に入社したばかりの新人営業の方が、お客様との会話で最初に耳にする言葉のひとつが「分電盤」です。 しかし、電気業界に入ったばかりの方にとっては、「そもそも分電盤って何?」という状態かもしれません。 この記事では、新人営業が最初に知っておきたい分電盤の基礎知識についてわかりやすく解説します。
分電盤とは?
分電盤とは、建物に送られてきた電気を各回路に分配する設備です。
住宅やオフィス、工場、店舗など、ほぼすべての建物に設置されています。
身近な例でいうと、自宅の玄関や廊下の壁についている扉付きの箱が分電盤です。
分電盤は建物の電気設備の中心ともいえる存在であり、電気を安全に使用するために欠かせない設備です。
分電盤の役割とは?
分電盤には大きく3つの役割があります。
① 電気を各回路へ分配する
電力会社から送られてきた電気を、
照明回路
コンセント回路
エアコン回路
給湯器回路
などへ振り分けます。
これが「分電盤」という名前の由来です。
② 電気設備を保護する
回路で異常が発生した場合、分電盤内のブレーカが作動します。
過電流や短絡(ショート)を検知し、設備を守る役割があります。
③ 漏電事故を防ぐ
漏電が発生すると感電や火災の危険があります。
分電盤内の漏電ブレーカが異常を検知し、電気を遮断することで事故を防止します。
分電盤の主な構成
新人営業として覚えておきたいのは次の4つです。
主幹ブレーカ
分電盤のメインブレーカです。
建物全体の電気を管理しています。
例えば、
50A
75A
100A
などの容量があります。
お客様とのやり取りでも頻繁に登場します。
分岐ブレーカ
照明やコンセントなど各回路を保護するブレーカです。
回路ごとに設置されています。
漏電ブレーカ
漏電を検知した際に電気を遮断します。
安全対策として非常に重要な機器です。
盤本体
ブレーカを収納する箱の部分です。
住宅用と産業用ではサイズや構造が大きく異なります。
新人営業が覚えておきたい分電盤用語
お客様との会話でよく出てくる用語があります。
回路数
分岐ブレーカを取り付けられる数です。
例えば、
10回路
20回路
30回路
などがあります。
主幹容量
分電盤全体で使用できる最大電流です。
50A、75A、100Aなどで表されます。
予備回路
将来の設備増設を見越して空けておく回路です。
見積もり時によく確認されます。
単相3線式
住宅で一般的な配線方式です。
営業担当者として覚えておくと、お客様との会話がスムーズになります。
分電盤の種類
住宅用分電盤
一般住宅に設置される分電盤です。
コンパクトで比較的シンプルな構造です。
オフィス・店舗用分電盤
住宅用より回路数が多くなります。
エアコンや照明などの設備が増えるためです。
工場用分電盤
大型設備や動力回路を扱うため、大容量になります。
制御盤や配電盤と組み合わせて使用されることもあります。
なぜ営業担当者が分電盤の知識を学ぶべきなのか
営業担当者の役割は商品を届けることだけではありません。
お客様から、
「どの分電盤を選べばいい?」
「回路数はどれくらい必要?」
「EV充電器を追加したい」
といった相談を受けることがあります。
その際、基礎知識があるだけで会話の理解度が大きく変わります。
また、
提案力向上
見積もり精度向上
顧客満足度向上
にもつながります。
分電盤の知識は今後ますます重要になる
近年では、
EV充電設備
太陽光発電
蓄電池
オール電化住宅
の普及により、分電盤の役割もますます重要になっています。
設備が増えるほど回路設計や容量設計の重要性も高まります。
そのため、営業担当者も分電盤について学ぶ価値があります。
DENDENアカデミーで分電盤の知識を深めよう
分電盤は電気設備の中でも基本かつ重要な設備です。
しかし、実際には
ブレーカの種類
回路構成
主幹容量
最新設備との関係
など、さらに多くの知識が必要になります。
DENDENアカデミーでは、
電設資材の基礎知識
分電盤の理解
電気設備の基礎
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をオンライン動画で学ぶことができます。
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まとめ
分電盤は建物の電気設備の中心となる重要な設備です。
新人営業の方は、
分電盤の役割
主幹ブレーカ
分岐ブレーカ
回路数
主幹容量
この5つをまず理解するところから始めてみましょう。
基礎知識を身につけることで、お客様との会話が理解できるようになり、営業としての成長にもつながります。
さらに知識を深めたい方は、ぜひDENDENアカデミーを活用してみてください。
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