
進化するコミュニケーション:アイホン・ショールームで見学した最新インターホン
アイホンのショールームを訪問し、一般戸建住宅向けから集合住宅、さらには医療・福祉施設向けまで、多岐にわたる最新のインターホンシステムを見学しました。従来の「来客を確認する」という役割を超え、スマホ連携、IP化、そして見守り支援へと進化している実態を調査しました。
■ 社会インフラ・ビル向けシステム(IP化の進展)
IPネットワーク対応インターホン

鉄道駅などの公共空間での活用が強調されており、IP化により距離の制約がなくなるため、
離れた駅間での相互通話や、センターでの一括管理が可能
PoE給電(LANケーブル一本での給電)による施工性の高さも、広大な施設での採用理由となっている
■ 医療・福祉・住まいの安心システム
ナースコールシステム「Vi-nurse(ビーナース)」

高齢者施設や病院向けに開発された、「映像」と「情報の一元管理」に強みを持つ高機能ナースコールシステム
1. 「映像」による確実な状況把握
音声だけでなく「映像」で居室の様子を確認できる
入居者が呼出ボタンを押すと、スタッフの手元の端末(スマホや親機)に即座にライブ映像が表示されます
映像を見ることで、「緊急事態か」「単なる要望か」を瞬時に判断でき、
不要な駆けつけを減らして業務効率を高めます。
2. スマートフォン・ハンディナース連携
場所を選ばず、どこにいても入居者とつながります
呼出への対応だけでなく、スタッフ間での内線通話や一斉放送も可能
どの部屋の誰からの呼び出しか、どんなセンサーが反応したかをテキストと映像で確認できます
3. 多彩な見守りセンサーとの連動
離床センサーやバイタルセンサーなど、外部機器との連携が充実しています
センサーが異常を検知すると、ナースコールを通じてスタッフへ自動通知
映像での見守りを組み合わせることで、夜勤帯の少ない人数でも、
転倒などのリスクに素早く対応できる体制を構築できます
4. 操作性に優れた「ボード型親機」
スタッフステーションに設置する親機は、大型液晶を採用した使いやすい設計です
タッチパネル形式で、部屋の配置(平面図)に基づいた管理画面により、直感的に状況を把握できます
呼出履歴を介護記録ソフトへ自動転送するなど、事務作業の負担を軽減する仕組みが備わっています
高齢者向け集合住宅システム「FAGUS(ファーガス)」

高齢者施設や病院向けに設計された「スマートフォン連携」と「拡張性」に優れた情報通信システム
1. スマートフォンをフル活用した業務効率化
ナースコールをスタッフのスマートフォンで直接受けられます
呼出と同時に、居室のカメラ映像をスマホで確認しながら通話できるため、
駆けつけの優先順位を判断しやすくなります
スマホから全館放送を行ったり、スタッフ間でのテキストチャットが可能です
2. センサー連携による「手厚い見守り」
離床センサーや各種バイタルセンサーと連動します
センサーの反応をスマホへ通知
映像で状況を即座に確認できるため、誤検知による空振りを減らし、転倒事故などのリスクを低減します
居室に行かずに状況把握ができるため、夜勤スタッフの歩行距離と心理的負担をカットします
3. 直感的で使いやすい親機(管理端末)
スタッフステーションに設置する親機は、大型のタッチパネルを採用しています
どの部屋で何が起きているか、アイコンや色分けで一目で判別可能です
複雑な操作を排除し、誰でも迷わず操作できるデザインになっています
4. 建物・拠点間の連携
大規模施設や別棟がある場合でも、システムを統合して運用できます
建物が分かれていても、スマホや親機を通じて相互に呼び出しや対応のバックアップが可能
5. 将来を見据えた拡張性と管理機能
導入後のアップデートや、他社システムとの連携が柔軟です
介護記録ソフトと連携することで、ナースコールの履歴を自動で取り込み、事務作業の時間を短縮します
呼出頻度や対応時間をデータ化し、スタッフの配置最適化やケアの質向上に役立てられます
■ 一般住宅向け最新トレンド
スマートフォン連動・ワイヤレスモデル
外出先からの来客対応、配線レスによる設置の自由度など、生活者のライフスタイルに寄り添った進化
■まとめ
今回の見学で最も印象的だったのは、インターホンがもはや家庭内の設備ではなく、
鉄道や病院といった社会インフラを繋ぐ「情報プラットフォーム」へと昇華している点である。
特にIPネットワーク対応機が駅で活躍しているという事実は、その信頼性と拡張性の高さを裏付けている。
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