
働くを「スイッチ」する。イトーキ大阪ショールームで見つけた、自分に合う場所の選び方
オフィスはもはや「ただ決まった席に座る場所」ではありません。先日、大阪・本町にあるイトーキのショールームを訪問し、その進化を肌で感じてきました。 驚いたのは、1階ごとに異なるコンセプト。その日の気分や仕事内容に合わせて、ワーカー自らが「階を移動して働く」という、次世代のオフィススタイルが体現されていました。
2F~4F:体感し、発想を広げる「体験エリア」
まず出迎えてくれるのは、対話とインスピレーションを刺激するフロアです。
2F:コミュニケーションエリア
人々が自然に集まり、会話が生まれる開放的な空間。ふらっと立ち寄って情報交換をするのに最適な場所です。
3F:ミーティング・クラスター
「会議室」がメインのフロア。大小7つの異なるサイズの会議室が並び、少人数の打ち合わせから大人数の定例会まで、用途に合わせて最適な箱を選べます。

4F:プロダクトショールーム
イトーキが誇る最新家具の展示フロア。今回ご紹介した「サウンドソファ」や「バーテブラ03」など、数々のプロダクトに実際に触れ、その品質を確かめることができます。

5F~8F:社員の動きがヒントになる「ワーキングショールーム」
5階から上のフロアは、実際にイトーキの社員が日々働いているライブオフィスとなっており、その動きや働き方が来訪者にとってリアルなヒントとなります。
それぞれのフロアは特徴的なコンセプトや雰囲気を持ち、空間の色や質感によって「モード」を切り替えながら働くことができるのが特徴です。
5F:エネルギッシュ&プレゼン
このフロアは、色鮮やかで活気あふれる空間が広がっています。プレゼン用スペースも設けられており、新しいアイデアを発信したり、外部と積極的につながる動きが目立ちます。
また、最新のビジネス書からデザインの専門書、あるいは個人の感性を刺激する雑誌など社員同士で本を共有する特別なスペースも設けられていました。

6F:リラックス&マイルド
やわらかな色調でまとめられた6階は、バイオフィリックデザインを採用しており、空間の中にいる人が自然と繋がりを感じられるような空間。
このデザインを取り入れることで、「創造性」「生産性」「幸福度」の向上が期待できます。

7F:インダストリアル&ロジカル
スチール製のデスクやシェルフが並ぶこのフロアは、無骨でかっこいいインダストリアルな雰囲気。機能性が重視されており、効率よく作業を進めたい人に最適です。

8F:ディープフォーカス(集中)
8階は落ち着いた暗めのトーンで統一され、「静」が感じられる空間が広がります。1人で深く考えたい、集中して作業に取り組みたい時に選ばれるフロアです。

各フロアは色と質感により異なる「働きモード」を演出し、社員の多様な働き方をサポートしています。
自分の「モード」で階を移動するシステム
今回一番の学びは、「今の自分はどう働きたいか?」で居場所を選ぶシステムです。
朝は8階の暗めの空間で1人で集中
午後は2階や5階の明るいフロアでチームと議論
煮詰まったら6階でリラックス
このように、社員自らが1日の中で何度も「スイッチ」を切り替えながら移動して働いている姿は、非常に合理的で健康的でした。
実際に社員の方がその横で普通に業務をこなしている光景を見て、「これこそが未来のオフィスの風景なんだ」と納得感に変わりました。
まとめ:オフィスは「選ぶもの」へ
イトーキ大阪ショールームは、単なる家具の展示場ではなく、「ABW(Activity Based Working)」の究極の形を見せてくれる場所でした。
今のオフィスに窮屈さを感じている方、働き方改革のヒントを探している方は、ぜひ一度この「階を移動するワクワク感」を体験してみてください。
