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電気工事士が絶対覚えるべき工具・材料の「通称」一覧表

電気工事士が絶対覚えるべき工具・材料の「通称」一覧表

26/05/07 13:45

電気工事士試験に合格し、期待を胸に飛び込んだ実際の現場。しかし、そこで飛び交うのは「アンギラ」「カツオブシ」「ワゴ」といった、参考書には載っていない謎の言葉ばかりです。 「試験の知識が通用しない…」と不安になる方も多いでしょう。 現場ではスピード重視のため、正式名称ではなく独自の通称が使われます。この記事では、まず覚えるべき必須用語を整理し、現場でのコミュニケーションを円滑にするコツを伝授します。

①工具の通称

道具の形状や動作のイメージから名付けられていることが多いです。

  • 電工ナイフ → 「カッター / ナイフ」:最近は普通のカッターナイフを使う現場も増えていますが、基本は電工ナイフを指します。


  • 引き回し鋸(のこ) → 「カツオブシ」:木板や石膏ボードを切る細長いノコギリ。形が鰹節を削る道具に似ているため。


  • ウォーターポンププライヤー → 「アンギラ」:ロブテックス社の製品名「アンギラス」が定着したもの。


  • ペンチ → 「ハサミ」:ベテランの職人さんは、ペンチのことを「ハサミ」と呼ぶことがよくあります。


  • 手動油圧式圧着工具 → 「カココン / ガチャン」:太い電線を圧着するときの動作音から。

②電線・配管の通称

現場では「材質」や「色」で呼ぶのが一般的です。

  • VVFケーブル → 「VA(ブイエー) / Fケーブル」:最も頻繁に使う言葉です。1.6mmの2芯なら「イチロクのニ(1.6の2)」と略します。


  • 合成樹脂製可とう電線管 → 「PF管(ピーエフ) / CD管(シーディー)」:試験では「合成樹脂製〜」と覚えますが、現場では100%略称です。オレンジ色がCD、白やグレーがPFです。


  • ボンド線 → 「アース」:接地線のこと。

③支持材・消耗品の通称

これらは初見だと何のことかさっぱり分からないものが多いです。

正式名称

通称

由来・特徴

差込形コネクタ

ワゴ

WAGO社の製品名が代名詞になっています。

ボックスコネクタ

コネクタ

管とボックスをつなぐ部品。

全ネジボルト

寸切り(ズンギリ)

頭がなく、どこを切ってもネジ山がある棒。

コンクリート用プラグ

エビプラグ / カール

穴に打ち込んでビスを効かせる部品。メーカー名から。

結束バンド

インシュロック / タイラップ

ヘラマンタイトン社などの商品名。

④知っておくと便利な「専門用語」

名前ではありませんが、指示によく出るキーワードです。

  • 「面(ツラ)」: 表面を合わせること。「壁のツラに合わせて」など。

  • 「懐(ふところ)」: 天井裏や壁の中の空間の広さ。「懐が狭くて手が入らない」など。

  • 「殺す(ころす)」: 配線を切断して使えないように処置すること(絶縁処理含む)。

  • 「なめる」: ネジ山を潰してしまうこと。

アドバイス

現場でわからない名前が出てきたら、「それはどの道具(材料)のことですか?」と素直に聞くのが一番の近道です。

間違ったものを持っていくよりも、その場で覚えてしまう方が良いでしょう。


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