
令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 予想問題
令和8年度1級電気工事施工管理技士・第二次検定の予想問題と対策の要約です。 構成は近年の傾向を踏まえ、問題1は工程・安全管理の選択式、問題2は既設活線作業の安全管理、問題3は端末処理等の品質管理、問題4はPID現象や励磁突入電流等の技術用語解説を想定しています。 合格のポイントは、記述の具体性を高め「誰が・何を・どうするか」まで明記すること、重複解答を避けること、用語説明では原理や留意点など多角的な知識を備えることです。解答時はHBの筆記具使用を徹底し、実務経験に基づいた説得力ある記述を心がけてください。
令和8年度 1級電気工事施工管理技術検定(第二次検定)予想問題
近年の傾向(令和6年度・令和7年度)を分析すると、問題1(安全管理/工程管理)の選択制、問題2(安全管理/品質管理)の記述、問題3(各論の品質・安全)、問題4(専門用語の技術的記述)という構成が定着しています。
特に令和7年度は「感電災害」や「停電できない施設」など、より実践的な施工環境を問う内容となっていました。これらを踏まえた予想問題です。
問題1:施工管理(選択問題)
次の問A又は問Bのどちらかを選択して答えなさい。
※ただし、記述にあたっては「保護帽の着用」や「墜落制止用器具の着用」のみの記述は配点対象外とする。
(問A:工程管理)
あなたの電気工事の経験を踏まえ、「他工種との調整が極めて多く、かつ搬入経路が限定される現場」において、施工中に発生が予想される工程管理上の問題とその理由を2つあげなさい。その上で、防止するための対策を具体的に記述しなさい。(問B:安全管理)
あなたの電気工事の経験を踏まえ、「高所作業車と移動式クレーンが輻輳(ふくそう)して稼働する屋外作業」において、墜落・転落災害又は接触災害が発生する危険性があると予測した事項とその理由を2つ記述しなさい。その上で、とるべき対策を具体的に記述しなさい。
問題2:安全管理(記述問題)
あなたの電気工事の経験を踏まえ、「既設活線近接作業(ケーブル更新工事等)」において、施工中、作業者に感電災害又は短絡事故が発生する危険性があると、あなたが予測した作業内容とその理由について、具体的に記述しなさい。その上で、これらの事故を防止するために、管理技術者としてあなたがとるべき対策について具体的に記述しなさい。
問題3:品質管理(各論)
次の語句の中から2つ選び、番号と語句を記入のうえ、適正な品質を確保するための方法(留意点)について、それぞれ2つ具体的に記述しなさい。
高圧ケーブルの端末処理(耐張・終端接続)
非常用予備発電装置の据付(防振・換気・燃料系統)
防爆エリアにおける配管工事(シーリング継手等)
避雷設備(突針部・導線)の施工
問題4:電気工学・施工(技術用語)
次の用語の中から4つ選び、技術的な内容(施工上の留意点、動作原理、特徴、対策など)について、それぞれ2つ具体的に記述しなさい。
太陽光発電システムのPID現象
変圧器の励磁突入電流
高遮断容量ヒューズ(電力用)の特性
電力系統における高調波抑制対策
LED照明の演色性と相関色温度
ビル管理システム(BA/BAS)の省エネ制御
LAN配線におけるカテゴリーとエイリアンクロストーク
ガス絶縁スイッチギヤ(GIS)の特徴
新幹線(交流)のき電区分所(SS)の役割
電鉄用変電所の回生電力貯蔵装置
道路照明の視認性とグレア対策
接地極の直列接続と並列接続の性質
受験アドバイス
記述の具体性を上げる
(すなわち試験官は実際の現場を管理してきたかを見ています。
どうしても参考書・問題集の様にきれいな回答を記述しがちです。
実際の現場の体験談を整理して監督側に立った言葉遣いに気を付けて記述してください。間違っても施工者側に立った言葉遣いはしない様に注意ください。)
令和7年度の問題を見てもわかる通り、「具体的に記述しなさい」という指示が非常に強いです。「安全教育を行う」だけでなく、「朝礼時に作業手順書を用いて、各個人の役割分担と立ち入り禁止区域を明確にする」といった、「誰が」「何を」「どうする」まで書くのが得点への近道です。
重複記述の回避
試験上の注意として「事項とその理由及び対策の内容は重複しないこと」と明記されています。同じような対策(例:指差喚呼の徹底)を複数の解答に使い回すと、大幅な減点対象となるため、引き出しを多く持っておくことが重要です。作業の対策(問題3)・用語説明(問題4)の準備
*問題3は4個の中から2個選ぶ形式です。
(私は自身の実体験と現場で自身以外の方々の経験談を労働災害と品質確保の観点で聞きまくりました)
*問題4は12個の中から4個選ぶ形式です。
(私は過去問から20個を予測して選び出し、20個を徹底的に覚えました)「施工上の留意点」だけでなく、「動作原理」や「発生原理」も問われます。
最新技術(BEMS, OPGW)から基礎(接地抵抗, 絶縁耐力)まで幅広く出題されるため、自分の得意分野を5〜6個は完璧に仕上げておきましょう。
シャープペンシルの芯に注意
意外と見落としがちですが、解答は「HBの芯を用いたシャープペンシル又はHBの鉛筆」と指定されています。それ以外の濃さやボールペンを使うと採点されませんので、今のうちから筆記用具を揃えておくことをお勧めします。最後に
*参考書は参考資料とする事!
*きれいな言葉より実体験をまとめる事!
*施工管理は監督者の立場で記述の事、間違っても作業員の立場で記述をやらない事!
この記事を読んで頂いた方の全員の合格をお祈りいたします。
前田 恭宏
前田です












