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電線管を壁に固定する金具には何がある?  サドル・サドルベース・パイラックを初心者向けに解説!

電線管を壁に固定する金具には何がある?  サドル・サドルベース・パイラックを初心者向けに解説!

2026年10月8日

電気工事の現場では、電線管をただ壁に置いておくわけにはいきません。 配管が動いたり、垂れ下がったりしないように、壁や柱、鉄骨などにしっかり固定します。 そのときに登場するのが、電線管の支持金具です🔩⚡️ でも、 「サドルって何?」 「サドルベースって何が違う?」 「パイラックって壁にも使うの?」 と、最初は名前だけでは分かりにくいですよね。 今回は、電線管を固定するときによく出てくる金具を、初心者向けにざっくり整理してみます!

🐎 ① サドルって何?

電気工事でいう「サドル」は、電線管やケーブルを壁や造営材に固定するための金具です。

形が馬の鞍(サドル)に似ていることから、この名前で呼ばれています。


イメージとしては、

👉 電線管を「上から押さえて固定する金具」

と考えると分かりやすいです。

サドルには、1点で固定するタイプや2点で固定するタイプなどがあります。

特に電線管をしっかり固定したい場合には、2点で固定するタイプが使われることがあります。

🔩 ② サドルベースって何?

ここが初心者にとって、ちょっとややこしいところです。

サドルベースは、サドルを取り付けるための土台になる部材です。


イメージすると、

👉壁
↓
👉 サドルベース
↓
👉 サドル
↓
👉 電線管

という感じです。


サドルベースを使うことで、横引き配管を一度ベースの上に仮置きしてから固定できるなど、施工しやすくなるメリットがあります。

製品によっては、サドルを片側から引っ掛けて、ねじ1か所で固定できるタイプもあります。

🧱 ③ 壁に固定するときは「壁の種類」も重要

ここがかなり大事です⚠️

「電線管を壁に固定する」と言っても、壁なら何でも同じ金具を使うわけではありません。

たとえば、

🧱 コンクリート壁
🪵 木材・木下地
🔩 軽量鉄骨・間柱
🏗️ H形鋼などの鉄骨

など、固定する相手によって方法が変わります。

コンクリートならアンカーを使ったり、木下地ならビスで固定したり、軽量間柱には専用の支持金具を使ったりします。


つまり、

👉 「何の壁に固定するのか?」

を先に考えることが大切です。

🏗️ ④ パイラックって何?

電気工事でよく聞く名前が「パイラック」です。

パイラックは、主にH形鋼などの一般形鋼に電線管やケーブルなどを支持するための金具です。

ネグロス電工では、パイラックを一般形鋼に電線管・照明器具・吊りボルトなどを固定する支持金具として紹介しています。


つまり、

👉 サドル=壁や造営材などに電線管を固定するイメージ
👉 パイラック=鉄骨などの鋼材に電線管を固定するイメージ

と覚えると、かなり分かりやすくなります。

パイラック本体だけで電線管を直接固定するというより、パイラック本体+パイラッククリップのように組み合わせて使うタイプもあります。

鋼材のフランジ部分を挟み込むように取り付けられるため、鉄骨に穴を開けずに支持できるタイプがあります。

🔧 ⑤ ダクターチャンネルを使う方法もある

電線管を1本だけ固定するのではなく、

「電線管を何本も並べたい」

「あとから位置を調整したい」

という場合には、ダクターチャンネルなどの支持材を使う方法もあります。


壁に支持材を固定して、その支持材に電線管用のクリップなどを取り付けるイメージです。

複数の配管をまとめて施工したい現場では、こうした支持システムが便利です。

🧱 ⑥ 軽量間柱などには専用金具もある

最近の建物では、軽量鉄骨の間柱などに合わせた電線管支持金具もあります。

例えばネグロス電工には、軽量間柱用の電線管支持金具があり、壁貫通する電線管の施工を省力化するための製品が用意されています。


壁の中にある下地を利用して固定する場合は、

👉 「普通のサドルを付ければOK」

とは限りません。

下地の種類や位置、配管のサイズなどに合わせて適切な支持方法を選びます。

🔍 ⑦ 金具を選ぶときは「何に固定するか」を見る

電線管の支持金具を選ぶときは、まず、

① 何を固定する?

電線管なのか、ケーブルなのか、ボックスなのか。

② 何に固定する?

コンクリートなのか、木材なのか、軽量鉄骨なのか、H形鋼なのか。

③ 電線管の種類・サイズは?

鋼製電線管なのか、PF管などの樹脂管なのか。

サイズが合っているかも確認します。

④ どんな環境で使う?

屋内なのか屋外なのか、湿気や腐食の影響がある場所なのかなども重要です。

メーカーによって材質や表面処理、対応する電線管などが違うため、製品仕様を確認して選ぶ必要があります。

📏 ⑧ 固定する場所も適当に決めるわけではない

電線管は、ただ「何か所か固定すればOK」というわけではありません。

支持点の間隔などについて、施工する電線管や工事条件に応じたルールがあります。


特に、

↔️ 長い直線配管
↪️ 曲がりの多い配管
🏗️ 振動のある場所
🌧️ 屋外

などでは、支持方法や間隔を適切に検討する必要があります。

🧠 ⑨ 初心者はこの3つをまず覚えよう!

電線管の支持金具は種類が多いので、最初から全部覚える必要はありません。

まずはこの3つを押さえると分かりやすいです👇


🔩 サドル

→ 電線管を壁や造営材などに固定する基本的な金具。

🧱 サドルベース

→ サドルを取り付けるためのベース。横引き配管などの施工をしやすくするタイプもある。

🏗️ パイラック

→ H形鋼などの形鋼に電線管やケーブルなどを支持する金具。

この3つを覚えるだけでも、電気工事の材料を見るときにかなり理解しやすくなります。

📝 まとめ

電線管を固定する金具には、いろいろな種類があります。


基本的には、

🔩 サドル
→ 壁や造営材などに電線管を固定


🧱 サドルベース
→ サドルを取り付けるための土台


🏗️ パイラック
→ H形鋼などの形鋼に電線管を支持


🛠️ ダクターチャンネルなど
→ 複数の配管をまとめて支持したいときなどに使用

というイメージです。


ただし、実際の施工では**「金具の名前」だけで選ぶのではなく、固定する相手・電線管の種類・サイズ・設置環境・メーカー仕様などを確認することが重要**です。

👉 電線管の支持金具は、「何を固定するか」より先に「何に固定するか」を考えると分かりやすい! ⚡️🔩


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