
第二種電気工事士のCBTと筆記方式の違いは?試験方法・メリット・注意点を比較
2026年10月2日
第二種電気工事士の学科試験にあるCBT方式と筆記方式の違いを解説。試験時間、解答方法、受験日・会場の選び方、試験結果、メリット・注意点などを比較し、どちらの方式で受験するか迷っている方にわかりやすく紹介します。
第二種電気工事士のCBTと筆記方式の違いは?
第二種電気工事士の学科試験はCBTと筆記から選べる
第二種電気工事士の学科試験では、CBT方式と筆記方式の2つの受験方法があります。
CBT方式は、試験会場に設置されたパソコンを使って問題を解く方式です。一方、筆記方式は、問題用紙とマークシートを使って解答します。
どちらも出題形式は四肢択一式で、第二種電気工事士の学科試験として同じ範囲から出題されます。
CBT方式とは?
CBTとは、Computer Based Testingの略です。
試験会場に用意されたパソコンの画面に問題が表示され、マウスなどを使って解答します。
第二種電気工事士では2023年度から学科試験にCBT方式が導入されました。CBT方式でも出題形式や難易度は筆記方式から変更されていません。
CBT方式の特徴
パソコンで問題を解く
四肢択一式50問
試験時間は120分
指定された期間内から受験日時を選択できる
CBT会場を選択できる
試験終了時に正答数が表示される
第二種電気工事士のCBT方式は、自分の都合に合わせて試験日時や会場を選びやすいことが大きな特徴です。
筆記方式とは?
筆記方式は、従来から行われている一般的な試験方法です。
試験会場で問題用紙を受け取り、問題を読みながらマークシートに解答します。
第二種電気工事士の学科試験は、筆記方式でも四肢択一式50問・120分です。
CBT方式と筆記方式の違いを比較
比較項目 | CBT方式 | 筆記方式 |
|---|---|---|
問題の表示 | パソコン画面 | 問題用紙 |
解答方法 | パソコンで入力 | マークシート |
問題数 | 50問 | 50問 |
試験時間 | 120分 | 120分 |
出題形式 | 四肢択一式 | 四肢択一式 |
試験日時 | 指定期間内から選択 | 原則として指定日 |
試験会場 | CBT会場から選択 | 指定された試験地 |
試験終了 | 自分のタイミングで終了可能 | 試験時間終了まで受験 |
正答数 | 終了時に表示 | 後日確認 |
技能試験 | 別途実施 | 別途実施 |
CBT方式と筆記方式では、試験内容そのものよりも「問題をどう解くか」「いつ受験するか」という受験方法に違いがあると考えると分かりやすいでしょう。
CBT方式のメリット
自分の都合に合わせて受験しやすい
CBT方式では、指定された実施期間内の予約枠から受験日時を選択できます。
仕事や学校などで決まった試験日に予定を合わせるのが難しい人にとって、日程を選択しやすい点は大きな特徴です。
試験会場を選べる
CBT方式では、指定されたCBT会場から受験する場所を選択できます。
そのため、筆記方式よりも自分の予定や移動の都合に合わせやすい場合があります。
試験終了後に正答数を確認できる
CBT方式では、試験終了時に正答数が表示されます。
学科試験の結果を早く確認したい人にとって分かりやすい仕組みです。
CBT方式の注意点
パソコン操作に慣れておく必要がある
CBT方式では、問題用紙ではなくパソコン画面を見ながら解答します。
普段からパソコンをあまり使わない人は、試験前にCBTの操作方法を確認しておくと安心です。
試験センターではCBT方式の体験版も用意されています。
問題用紙に直接書き込めない
筆記方式では問題用紙を見ながら、計算したり図に書き込んだりできます。
CBT方式ではパソコン画面を操作して解答するため、普段から紙の問題集で勉強している人は、画面上で問題を読む練習もしておくとよいでしょう。
筆記方式のメリット
紙の問題に慣れている人は取り組みやすい
普段から参考書や過去問題集を使って勉強している人にとっては、問題用紙を見ながら解答する筆記方式のほうが馴染みやすい場合があります。
計算問題や図を紙で確認しやすい
第二種電気工事士の学科試験には、電気理論などの計算問題や配線図に関する問題があります。
紙に書き込みながら問題を解きたい人にとっては、筆記方式のほうが使いやすいと感じることもあるでしょう。
CBT方式と筆記方式で難易度は違う?
CBT方式だから簡単、筆記方式だから難しいという違いはありません。
試験センターは、CBT方式の導入によって出題形式や出題の難易度は変更されていないと案内しています。
そのため、CBTと筆記のどちらを選ぶかによって、勉強方法を大きく変える必要はありません。
CBTと筆記では勉強方法を変える必要がある?
基本的な勉強方法は同じです。
第二種電気工事士の学科試験対策では、
電気の基礎を理解する
参考書で重要事項を覚える
過去問題を解く
間違えた問題を復習する
本番形式で問題を解く
という流れがおすすめです。
ただし、CBT方式を選ぶ場合は、試験前にパソコン画面で問題を読むことにも慣れておくとよいでしょう。
2027年度から第二種電気工事士は原則CBT方式へ
重要ポイント。
電気技術者試験センターは、2027年度(令和9年度)から第一種・第二種電気工事士の学科試験を原則CBT方式へ移行すると発表しています。
2026年度はCBT方式と筆記方式の両方が用意されていますが、今後受験する人はCBT方式が基本になることを知っておきましょう。
第二種電気工事士はCBTと筆記どちらを選べばいい?
どちらの方式を選んでも、試験の出題形式や難易度に大きな違いはありません。
そのため、
「パソコンで受験したい」
「試験日時を自分で選びたい」
という人はCBT方式、
「紙の問題を見ながら解きたい」
「マークシート方式に慣れている」
という人は筆記方式、というように、自分が受験しやすい方法を選ぶとよいでしょう。
まとめ|CBTと筆記の違いを理解して受験方式を選ぼう
第二種電気工事士の学科試験では、CBT方式と筆記方式のどちらを選んでも、四肢択一式50問・120分という基本的な試験形式は同じです。
大きな違いは、CBTはパソコン、筆記は問題用紙とマークシートを使うことです。
また、CBT方式は試験日時や会場を選択しやすく、2027年度からは学科試験が原則CBT方式へ移行する予定です。
これから第二種電気工事士を受験する方は、自分に合った受験方法を確認したうえで、学科試験の勉強を進めていきましょう。
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参考・公式情報
第二種電気工事士試験の最新情報は、一般財団法人 電気技術者試験センターの公式サイトで確認できます。
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