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電設DXの今後:生き残るために「今」から取り組むべき5つのステップ

電設DXの今後:生き残るために「今」から取り組むべき5つのステップ

26/04/28 09:56

電設業界でも「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を耳にするのが当たり前になりました。 しかし、「アプリを入れただけで満足してしまい、本当の効率化に繋がっていない」という声も多く聞かれます。 これから2026年以降に向けて、電設会社が本当に取り組むべきことは「スマホを使うこと」そのものではなく、「デジタルを使って、いかに現場を楽にするか」です。具体的に何をすべきか、5つのポイントで解説します。

「バラバラのデータ」をひとつにまとめる

これまでは「見積もりはエクセル」「発注はFAX」「写真はスマホ」と、情報がバラバラに管理されてきました。

今後は、これらを一箇所でつなげる取り組みが必須です。

  • 二度手間の解消: 現場で入力した日報が、そのまま自動で見積書や請求書の計算に反映される仕組みを作ります。

  • 情報の共有スピード:事務所に戻らなくても、現場から最新の図面や発注状況を全員が確認できるようにします。「言った言わない」のミスがこれだけで激減します。

「現場に行く回数」を物理的に減らす

人手不足のなかで利益を出すには、移動時間という「動かない時間」を削るしかありません。

  • 遠隔カメラの活用:若手が現場に行き、ベテランは事務所から映像を見て指示を出す「遠隔臨場」を本格的に導入しましょう。一人のベテランが1日に3つも4つも現場を管理できるようになります。

  • AR(拡張現実)でミス防止:スマホ越しに壁を見ると、そこに配線ルートが重なって表示されるような技術も普及し始めています。熟練の勘に頼らず、誰でも正確に作業できる環境を整えることが重要です。

「現場で加工しない」仕組みづくり(BIMの活用)

これからの現場は、「プラモデルのように組み立てるだけ」の状態を目指すべきです。

  • 設計段階で100%決める:3Dモデル(BIM)を使って、建てる前に配管のぶつかりなどを完璧にチェックします。

  • 工場のフル活用:現場で電線を切ったり、配電盤を加工したりするのではなく、あらかじめ工場で必要な長さに切ってセットにしたものを持ち込む「プレハブ化」を進めます。これで現場のゴミも減り、工期も短縮できます。

「資材のムダ」をAIとデータで削る

資材の価格が高騰している今、材料のロスは大きな損失です。

  • 自動で在庫を管:QRコードなどで資材を管理し、「どの現場に、何が、どれだけ余っているか」をスマホで即座にわかるようにします。

  • 賢い発注:AI(人工知能)を使って、過去のデータから「この時期にはこれくらいの部材が必要になる」と予測を立て、長納期の資材を先回りして確保する体制を整えます。

「デジタルが苦手な人」を置き去りにしない

これが最も重要です。どんなに良いシステムを入れても、職人さんが使ってくれなければ意味がありません。

  • 「LINE感覚」で使えるものを選ぶ:難しい操作が必要なものは避け、誰でも直感的に使えるツールを選定します。

  • メリットを伝える:「DXをやれば早く帰れる」「休みが増える」ということをしっかり伝え、現場が自発的に「使いたい」と思える環境を作ることが、成功への一番の近道です。

まとめ:DXは「道具」ではなく「働き方」の改革

電設DXの今後の取り組みは、単なるIT導入ではなく、「無理・無駄・ムラ」をなくして、電気工事という仕事をもっとスマートに、もっと稼げる仕事に変えることです。

まずは「紙をなくす」といった小さな一歩からでも構いません。データを味方につけた会社が、これからの電設業界をリードしていくことになります。


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