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Ogawaだより の記事

「SNS営業革命」

25/07/22 15:47
「SNS営業革命」

SNSが当たり前となった今、営業マンの活動も大きく変化しています。本コラムでは、SNSを活用した営業手法について、実践的な活用法からメリット・注意点までを解説。売れる営業マンがなぜSNSを使いこなすのか、その理由と戦略を明らかにします。

質問投稿

「今どき、営業は足で稼ぐもんじゃないの?」
そんな声がまだ聞こえるビジネスの現場。しかし、時代は変わった。名刺交換や飛び込み営業が日常だった時代から、今やスマートフォン一つで世界中の人々とつながることができる。「売れる営業マン」は、すでにリアルな名刺よりも“デジタル名刺”とも言えるSNSアカウントを育てている。

本稿では、商品販売の営業マンがSNSをいかに活用すべきか、そのメリット・戦略・注意点を整理し、現代の営業スタイルの革新を提案する。

■ なぜ今、SNS営業なのか?

営業とは「信頼を売る仕事」だ。顧客が商品を買うとき、スペックや価格も重要だが、それ以上に「誰から買うか」が重視される。SNSは、この“信頼”を効率よく、かつ広範囲に築くための強力なツールだ。

従来の営業活動では、一人の営業マンが接触できる人数に限界があった。しかしSNSなら、自分の投稿が数千人、数万人のタイムラインに流れ、24時間365日、自分の“分身”が営業してくれる状態を作り出せる。

さらに、SNSを通じて自分の専門性や人間性を発信することで、「この人から買いたい」という“指名買い”につながる。つまり、SNSは単なる広告手段ではなく、「営業の分身を育てるメディア」なのだ。

■ SNS営業の具体的な活用術

1. プラットフォーム選び

営業マンが使うべきSNSは、ターゲットによって異なる。

  • Instagram:見た目重視の商品(ファッション、美容、食品など)に強い。

  • X(旧Twitter):スピーディな情報発信に適しており、ニュース性がある商品やタイムリーな情報拡散に向いている。

  • Facebook:ビジネス層や中高年層との信頼構築に強み。

  • LinkedIn:BtoB営業や専門性の高い商材の信頼獲得に有効。

どれか一つに絞る必要はないが、「誰に売るか」を明確にし、優先順位をつけて運用するのがコツだ。

2. プロフィール設計

SNSは「見られる名刺」である。プロフィール写真、肩書き、自己紹介文には特に気を配りたい。ポイントは3つ:

  • 顔が見える(信頼感)

  • 専門性が伝わる(価値)

  • 人柄がにじむ(共感)

「○○業界で10年、累計500件の導入実績」など、数字や実績で信頼を示すと説得力が増す。

3. 投稿内容の戦略

商品を売りたいという気持ちはあっても、SNSで「売り込み感」が出すぎると逆効果。大切なのは“役に立つ情報”と“親近感”を両立させること。

具体的には、

  • 商品の活用法や事例紹介(提案力のアピール)

  • 業界ニュースや裏話(専門性の演出)

  • 営業現場での体験談(リアル感と共感の獲得)

  • プライベートの一コマ(人柄の見える化)

フォロワーに「この人の投稿は役立つ」「面白い」と思われることが、長期的な“指名買い”につながる。

■ SNS営業のメリットと落とし穴

● SNS営業の強み

  • 低コスト・高効率:広告費ゼロでもバズれば大きなリーチが取れる。

  • 継続的な接点の創出:DMやコメントで顧客との距離が縮まる。

  • 個人ブランディング:自分自身を“営業ブランド”として確立できる。

● 注意点

一方で、SNSは諸刃の剣でもある。

  • 誤情報の発信や誤解を招く投稿が炎上につながる可能性

  • 商品や会社の機密情報の扱いには要注意

  • ネガティブコメントへの対応も想定内に

ビジネス利用であれば、投稿前には「これは会社の看板を背負って出せる内容か?」という視点が欠かせない。

■ フォロワー数より“関係性の質”がカギ

よく「フォロワー1万人超えました!」といった報告を見かけるが、営業の観点では“数”より“関係性の質”が重要。100人のフォロワーでも、10人が購入してくれれば、それは立派な売上だ。

いかにフォロワーと双方向のコミュニケーションが取れているか。DM対応、コメント返信、投稿へのリアクション。こうした「見えない営業」が、信頼関係を生み、購買行動を促す。

■ これからの営業は“ハイブリッド型”が当たり前に

SNS営業は、リアルな営業を置き換えるものではない。むしろ、リアルとデジタルを融合させた“ハイブリッド型営業”が今後の主流になる。

例えば、

·       展示会で出会った人をSNSでフォローして関係を継続

·       DMで興味を引き、商談に持ち込む

·       投稿に興味を持った人をオンラインセミナーに誘導

といったように、SNSは「出会い」「関係構築」「商談」までをシームレスに繋ぐ営業導線として機能する。

■ 終わりに 〜“売れる営業マン”はスマホの中にいる〜

かつては、足で稼ぐことが“努力の証”とされていた時代。しかし今は、「誰よりも多くの人に価値ある情報を届けられる営業マン」が選ばれる。

SNSは、営業に革命をもたらした。名刺交換を超えた関係構築、商品を売り込まずに売れる仕組み、自分自身を“メディア”化する戦略。

あなたのポケットにあるスマホは、もはや“営業所”であり、“広告塔”であり、“武器”そのものだ。
売れる営業マンは、今日もSNSの中で、静かに、しかし確実に結果を出している。

Admin
前田 恭宏
練習
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