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光を操り、未来を照らす。岩崎電気(IWASAKI)— 100年の革新とその先へ

光を操り、未来を照らす。岩崎電気(IWASAKI)— 100年の革新とその先へ

26/02/04 07:57

岩崎電気:光を極めるテクノロジー企業 1944年創業の岩崎電気は、単なる照明メーカーの枠を超え、光の物理的特性を極める「光テクノロジー企業」です。 【歴史と強み】 戦後、「アイ(EYE)」ブランドを掲げ、道路、トンネル、スタジアムなどの産業・公共照明で圧倒的なシェアを確立。独自のHIDランプ技術で日本の高度成長を支えました。LED化の荒波においても、単なる置き換えではなく「光の質」と「精密な制御」に注力し、都市景観やスポーツの感動を演出しています。 【革新と将来像】 現在は可視光を超え、紫外線(UV)による殺菌や、産業用の光硬化技術など、環境・医療・製造分野へ進出。今後はスマートシティを支えるインフラとして、また人の心身を整えるウェルビーイングの手段として、光の可能性を追求し続けます。「光を、社会の力に。」を掲げ、持続可能な未来を照らす存在です。

光を操り、未来を照らす。岩崎電気(IWASAKI)— 100年の革新とその先へ

私たちは毎日、当たり前のように「光」を享受しています。夜のスタジアムを昼間のように変え、トンネルの中を安全に照らし、工場や街路に安心を届ける。その影の主役であり、日本の「光」の歴史を塗り替えてきたフロントランナー、それが岩崎電気株式会社です。

単なる照明メーカーの枠を超え、光の物理的特性を極める「光テクノロジー企業」へと進化した同社の、激動の歴史と野心的な未来像を紐解きます。

1. 黎明:電球の魂を受け継ぎ、独立独歩の道へ

岩崎電気のルーツは、1944年に遡ります。当時の日本は戦時下にありましたが、同社は「電球の命」とも言えるフィラメントや、特殊な電球製造の技術をバックボーンに産声を上げました。

終戦後、焼け野原となった日本で、人々が切望したのは「明るさ」でした。しかし、岩崎電気は単なる家庭用電球の量産には走りませんでした。彼らが選んだのは、より高度な技術を要する**「産業用照明」**への特化という、険しくも専門性の高い道でした。

1950年代、同社は**「アイ(EYE)」**ブランドを確立します。このブランド名には、人間の「目(Eye)」のように光を捉え、社会の隅々までを見守るという強い意志が込められていました。当時、大手総合電機メーカーがひしめく中で、岩崎電気は「光のスペシャリスト」としての立ち位置を明確にし、独自の回路設計やガラス加工技術を磨き上げていったのです。

2. 飛躍:日本の夜を変えた「HIDランプ」の衝撃

高度経済成長期、日本が急速なインフラ整備に突き進む中で、岩崎電気は日本の風景を一変させる技術を次々と世に送り出します。その筆頭が、高輝度放電灯(HIDランプ)です。

道路とトンネル:安全の基準を創る

1960年代、高速道路の建設ラッシュが始まると、岩崎電気のナトリウムランプがその主役に躍り出ます。霧の中でも光が遠くまで届く独特のオレンジ色の光は、当時のドライバーにとって「安全の象徴」でした。特に、長いトンネル内を一定の明るさで照らし続ける耐久性と安定性は、他社の追随を許さない圧倒的な品質を誇りました。

スタジアムの熱狂を支える「色の科学」

岩崎電気の名を世界に轟かせたのは、スポーツライティングの分野です。1970年代以降、プロ野球やサッカーのナイター中継が普及するにつれ、求められたのは「昼間と同じ色に見える光」でした。

同社が開発したメタルハライドランプは、演色性(色の再現性)を極限まで追求。選手にとってはボールが見やすく、観客やテレビ視聴者にとっては芝の緑やユニフォームの色が鮮やかに見える。この「プロフェッショナルな光」は、日本の主要なスタジアムや競技場の多くで採用され、スポーツの感動をよりリアルに、より劇的に演出してきました。

3. 転換:LED化の荒波と「光の質」への再定義

21世紀に入り、照明業界には「LED化」という100年に一度のパラダイムシフトが訪れます。従来のランプ事業が縮小を余儀なくされる中、岩崎電気は自らの存在意義を根本から再定義しました。

「単に電球をLEDに置き換えるだけなら、我々である必要はない」

この強い自負が、同社をさらなる高みへと押し上げます。彼らがフォーカスしたのは、LEDの欠点(眩しさや配光の難しさ)を克服し、**「光の質」と「制御」**で付加価値を生み出す戦略でした。

景観照明:闇をデザインする

岩崎電気の技術は、歴史的建造物や観光地のライトアップでも輝きを放っています。例えば、城郭や寺社仏閣のライトアップでは、建物の立体感を際立たせるために、1度単位での配光角度調整が行われます。「照らす」だけでなく「闇を活かす」ことで、昼間とは異なる幻想的な美しさを創出する。この繊細な感性と技術の融合こそが、岩崎電気の真骨頂です。

4. 進化:照明を超えた「光応用」の世界へ(光テクノロジー)

現在、岩崎電気の事業の柱は、目に見える照明だけではありません。同社の真の恐ろしさ(凄み)は、可視光線の外側にある**「紫外線(UV)」や「赤外線(IR)」**を自在に操る技術にあります。

殺菌・環境ソリューション

コロナ禍において、岩崎電気の「空気循環式紫外線清浄機」は大きな注目を集めました。薬剤を使わず、光の力だけでウイルスを不活化させる。この技術は、長年にわたる水処理施設での紫外線殺菌や、医療現場での滅菌技術の蓄積があったからこそ実現したものです。

産業用プロセス(UV硬化・乾燥)

スマートフォンのディスプレイ、自動車のトップコート、食品パッケージの印刷。これら現代の工業製品の多くは、岩崎電気の「UV硬化技術」によって支えられています。熱を使わず、特定の波長の光を当てるだけで瞬時に樹脂を固める技術は、生産スピードの劇的な向上と、CO2排出量の削減を同時に実現する、魔法のようなソリューションです。

ソーラーシミュレータ:太陽を創る

同社は、地上に「太陽」を再現することも可能です。人工光によって太陽光を忠実にシミュレートする装置は、太陽電池の性能評価や、宇宙開発における衛星部品の耐候性試験など、最先端の研究開発に欠かせないインフラとなっています。

5. 挑戦:光害(ひかりがい)への取り組みと環境倫理

岩崎電気は、光を創る企業としての責任にも極めて自覚的です。近年問題となっている「光害(夜空が明るくなりすぎ、天体観測や生態系に悪影響を及ぼす現象)」に対し、同社は業界に先駆けて対策を講じてきました。

例えば、上方への漏れ光を徹底的にカットする「上方光束比0%」の街路灯の開発や、動植物への影響が少ない特定の波長(電球色など)を用いた照明設計などです。これは、単に製品を売るだけでなく、**「夜の静寂と闇を守ることも光メーカーの責務である」**という、岩崎電気独自の倫理観の現れと言えます。

6. 将来像:サステナブルな社会を「光」で編み直す

創業100周年に向けて、岩崎電気が見据える未来。それは、地球環境と人間社会が高度に調和する**「光の最適化社会」**です。

  1. スマート・ライティング・インフラ: 照明柱を単なる街灯から、5G基地局やカメラ、センサーを備えた「スマート・ポール」へと進化。街全体のデータを収集し、交通量や人流に合わせて光を最適化する。

  2. ウェルビーイングへのアプローチ: 人間のバイオリズム(サーカディアンリズム)に同調する照明。オフィスでは覚醒を促し、病院や介護施設では深い眠りを誘う。光で「人の心と体」を整える、ヘルスケア領域へのさらなる進出。

  3. 極限環境への挑戦: 深海から宇宙空間まで。過酷な環境下で機能する特殊照明技術をさらに磨き、人類のフロンティア拡大を支える。

    結び:100年目の、その先へ

    岩崎電気の歴史は、常に「光」という物理現象と真摯に向き合い、その可能性を限界まで引き出そうとする、終わりのない探求の歴史です。戦後の闇を照らした一本の電球から始まり、今やその光は、社会の安全を守り、産業を興し、人々の心を動かすまでに進化しました。

    「光を、社会の力に。」

    このスローガンは、単なる言葉ではありません。岩崎電気はこれからも、私たちの見えないところで、しかし確かな輝きを持って、新しい時代の「希望」を照らし続けていくことでしょう。私たちが夜空を見上げたとき、あるいは街の明かりに安心を感じたとき、そこには必ず岩崎電気の100年の魂が宿っています。

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前田 恭宏
前田です

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