
ヤンマー独走に待ったをかけるニシハツ・東京電機の三つ巴
【非常用発電機】シェア3大メーカー徹底比較 防災用発電機の国内シェアは、ヤンマーが40〜50%で首位、追ってニシハツが20〜25%、東京電機が僅差の3位と続きます。 ヤンマー: エンジンからの一貫生産と24時間遠隔監視が強みの圧倒的王者。 ニシハツ: 柔軟なカスタマイズと高いコストパフォーマンスを誇る専門メーカー。 東京電機: 都市部の再開発ビルやガスタービン機に強い老舗。 設置環境や予算に応じた選定が重要です。 ご相談は小川電機株式会社 担当:前田(1級電気施工管理技士)まで。 フリーダイヤル:0120-855-086
【業界激震】防災非常用発電機のシェアを徹底解剖!ヤンマー独走に待ったをかけるニシハツ・東京電機の三つ巴
近年、激甚化する自然災害やBCP(事業継続計画)への関心の高まりを受け、防災用非常用発電機の重要性が再認識されています。特に「停電=事業停止」に直結するデータセンターや病院、大型商業施設において、信頼性の高い発電機の選定は、経営上の最優先事項と言っても過言ではありません。
現在の国内シェアは、ヤンマーが40%〜50%という圧倒的なトップランナーとして君臨し、それをニシハツ(シェア20%〜25%)と東京電機が激しく追う展開となっています。本コラムでは、これら「御三家」の技術的背景と、今選ぶべきメーカーの真髄に迫ります。
1. 不動の絶対王者:ヤンマー(ヤンマーエネルギーシステム)
【推定シェア:40%〜50%】――「エンジンから一貫生産」という圧倒的な信頼
ヤンマーがこれほどまでのシェアを誇る最大の理由は、自社でエンジンを開発・製造している「心臓部へのこだわり」にあります。
垂直統合型の強み: 多くのメーカーがエンジンを外部調達する中、ヤンマーはエンジンの開発から発電機本体の組み立て、制御システムの構築までを自社グループ内で完結させています。これにより、エンジンと発電機のマッチングが極めて高く、急激な負荷変動に対しても安定した電圧・周波数を維持できるのが特徴です。
「止めない」ための遠隔監視システム: ヤンマーの「RESS(リモートエネルギーサポートシステム)」は、業界のスタンダードを塗り替えました。24時間体制で稼働状況を監視し、バッテリーの電圧低下や冷却水の温度異常などを事前に検知します。故障してから修理するのではなく、故障の予兆を捉えて防ぐ体制が、1分1秒の停止も許されないデータセンター層から絶大な支持を得ています。
環境規制への適合力: 最新の排出ガス規制にもいち早く対応し、低騒音・低振動モデルのラインナップも豊富です。周囲への環境配慮が求められる都市型の病院や学校において、ヤンマーの製品力は他を圧倒しています。
2. 現場対応力のプロフェッショナル:ニシハツ株式会社
【推定シェア:20%〜25%】――「オーダーメイド」を武器にする専門メーカー
佐賀県から全国へ。ニシハツは「非常用発電機の専門メーカー」としての誇りを持ち、大手メーカーにはない柔軟な対応力でシェアを拡大してきました。
OEM実績に裏打ちされた基礎体力: 実はニシハツは、名だたる大手電機メーカーへ製品を供給するOEM元としても知られています。その技術力は折り紙付きであり、特に「発電機そのもの」の耐久性については、現場の技術者から高い評価を受けています。
設置条件を選ばない柔軟な設計: 「既設の発電機が古くなったが、設置場所が狭すぎて最新機種が入らない」といった難解なリプレイス案件において、ニシハツは真価を発揮します。筐体のサイズ変更や排気方向の調整など、現場の寸法に合わせたカスタマイズを厭わない姿勢が、施工業者から「最後はニシハツさん頼み」と言われる理由です。
抜群のコストパフォーマンス: 自社ブランド製品においては、広告宣伝費を抑え、製品そのもののクオリティと価格に還元しています。特に中小型機(20kVA〜500kVA程度)の価格競争力は非常に強く、中小規模のビルや工場でのシェアを確実に固めています。
3. 東日本の老舗・技術の東京電機
【第3位:ニシハツと熾烈なシェア争い】――「都市インフラ」を支え続ける職人魂
ニシハツと僅差で2位・3位を争う東京電機は、特に首都圏の再開発や重要インフラの現場でその名を轟かせています。
都市型・高難易度案件のノウハウ: 東京都心部の超高層ビルや地下街など、消防法規制が厳しく、搬入動線が極めて複雑な現場での施工実績が豊富です。「東京電機ならこのビルの構造を熟知している」という安心感が、リピート発注に繋がっています。
ガスタービン発電機の選択肢: 東京電機の大きな強みは、ディーゼルエンジン式だけでなく「ガスタービン式」にも精通している点です。ガスタービンは冷却水が不要で、大出力ながら軽量・コンパクト。水害リスクを考慮して屋上に設置する場合や、大容量が必要な大規模商業施設において、非常に強力な選択肢となります。
保守点検の質の高さ: 「製品を売って終わり」ではなく、その後の点検・整備こそが本番という思想が浸透しています。特に古いモデルの部品供給や修理対応においても粘り強く、既存設備の寿命を最大限に延ばす提案力が評価されています。
4. 非常用発電機選びで失敗しないための「3つの視点」
シェアを競い合う3社ですが、導入にあたっては単なる「ブランド力」だけでなく、以下の視点が不可欠です。
「リプレイス(入れ替え)」の難易度: 既存の発電機から入れ替える場合、基礎の寸法や配管位置がネックになります。この点では、カスタマイズが得意なニシハツや、都市型案件に強い東京電機が有利になるケースが多くあります。
アフターメンテナンスの距離感: 災害時に真っ先に駆けつけてくれる拠点が近くにあるか。ヤンマーは全国網のネットワークが最強ですが、地域によっては東京電機やニシハツの専属代理店が非常に手厚いサポートを提供している場合があります。
負荷試験とコンプライアンス: 昨今、非常用発電機の「無負荷運転」によるカーボン堆積が問題視されています。最新の負荷試験に対応しやすい設計か、あるいはメンテナンス性に優れているかも、長期的なコストに直結します。
まとめ:最適な一台を選ぶために
ヤンマーの「総合力」、ニシハツの「柔軟性」、東京電機の「都市対応力」。三者三様の強みがあり、一概に「どこが一番」とは決められません。お客様の施設の種類、設置場所、そして予算に合わせて、最適なスペックを導き出す必要があります。
特に、駐車場システムや電気工事と並行して検討される場合、全体の電気容量計算や配線計画が複雑になります。メーカーごとの特性を熟知した専門家に相談することが、失敗しないための近道です。
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小川電機株式会社 担当:前田(1級電気施工管理技士)
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前田 恭宏
前田です
