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施工管理技士試験に合格するための勉強法と心構え

施工管理技士試験に合格するための勉強法と心構え

25/10/09 16:36

施工管理技士試験に合格するためには、効率的な勉強と心構えが重要です。一次試験は過去問を活用し、スキマ時間を積み重ねて6割得点を目指すことが現実的。二次試験では、自身の経験を管理者目線で論理的に記述する力が問われます。特に、安全・品質・工程管理などの観点から具体的に記述することが求められます。働きながらでも、工夫と継続により十分合格可能です。私の体験が、これから受験する方の参考になれば幸いです。

【体験記コラム】施工管理技士試験に合格するための勉強法と心構え

〜2級・1級電気施工管理技士、2級建築施工管理技士の実体験から〜

私はこれまでに「2級電気施工管理技士」「1級電気施工管理技士」「2級建築施工管理技士」の試験を受験してきました。
その中で、2級電気は1回で合格、1級電気は一次試験を1回で通過、二次試験で2回目に合格、2級建築は一次を1回で合格し、二次試験で2回目に合格しています。

一見すると順調に進んできたように思われるかもしれませんが、やはり試験対策ではそれなりの工夫と努力が必要でした。
特に社会人として働きながら勉強するという環境では、いかに効率よく、モチベーションを維持しながら取り組めるかが非常に重要です。
今回は、私自身の体験をもとに、一次試験・二次試験それぞれの勉強法と心構えについてお伝えしたいと思います。

一次試験:毎日のスキマ時間を最大限に活用

一次試験は、知識重視のマークシート方式です。試験範囲も広く、一見すると覚えることが山のように思えるかもしれません。
しかし、効率よく学習すれば、決して不可能なことではありません。私は、過去5年分の過去問を毎日コツコツ解く方法を取りました。

■ 学習のタイムスケジュール(例)

  • 通勤電車の中(30分):スマホやコンパクトな問題集で過去問を確認

  • 移動時間の待ち時間や昼休み(10~15分):間違えた問題や苦手分野の見直し

  • 早起きして30分勉強:集中力が高い朝の時間帯でインプット

  • 寝る前の30分:アウトプットとして軽く問題演習

毎日1時間〜1時間半ほどの時間を、無理なく生活に組み込む形で継続していました。特に社会人は、まとまった勉強時間を取るのが難しいことが多いですが、スキマ時間の積み重ねでかなりの知識を蓄えることができます。

合格ラインは“6割”という現実的な目標を持つ

ここで、皆さんにぜひお伝えしたいことがあります。
国家試験は「満点を取ることが目的ではない」ということです。

特に施工管理技士の一次試験では、60%の正答率で合格です。つまり、全問正解する必要はありません。

業務上の経験がある方であれば、無勉強でも10%前後は正解できる可能性があります。
さらに、日常的に現場管理や設計、施工に携わっている方であれば、20%程度は知識として頭に入っていることも少なくないでしょう。

そう考えると、残りの40%〜50%をしっかりと対策しておけば、合格ラインに十分到達することができるのです。
この「全部覚えようとしない」という考え方が、精神的な負担を軽減し、学習を継続するモチベーションにもつながりました。

二次試験:経験を言語化する力が鍵

二次試験では、筆記による記述式試験が中心になります。ここが、一次試験と最も大きく異なる点です。
単なる知識ではなく、「自分の経験をどれだけ論理的に、わかりやすく書けるか」が合否を左右します。

特に重要なのが、「職人の目線ではなく、指示・管理を行う立場から記述する」という視点です。

■ 二次試験に必要な意識の切り替え

施工管理技士として現場を動かす側である以上、試験でも以下のような視点が求められます:

  • 安全・工程・品質・原価などの管理意識

  • トラブルや問題発生時の対応と改善策

  • 現場全体の俯瞰的視点とマネジメント能力

たとえば、「施工中にこういうトラブルが起こった」といったエピソードも、「そのときにどう判断し、関係者にどう指示を出し、どのように解決へ導いたか」を書けるかが重要です。
このように、具体的な経験に基づいて書きながらも、読み手(=採点者)が理解しやすい構成でまとめることが求められます。

実際の記述内容のポイント

私が実際に記述した経験談では、以下のような点を意識しました:

  • 現場の概要を簡潔に説明(工種、規模、工期、担当業務など)

  • 直面した課題やトラブルとその原因分析

  • 自分がとった対策、指示、調整内容(誰とどう連携したかなど)

  • その結果、現場がどう改善されたか(安全性向上、工程短縮など)

また、あくまで文章での表現となるため、第三者が読んでも分かりやすい文体であることを意識しました。
口語的な表現を避け、「〜である」「〜した」といった記述式の文体で統一。
段落ごとに内容を整理し、「起・承・転・結」の流れで書くように心がけると、読みやすさが格段に上がります。

まとめ:合格への道は“継続”と“工夫”で切り拓ける

施工管理技士試験は、決して簡単なものではありません。
ですが、ポイントを押さえた学習と、毎日のコツコツとした積み重ねで、十分合格可能な試験でもあります。

  • 一次試験は、「完璧主義にならず、6割を目指して効率重視で」

  • 二次試験は、「経験を、管理者目線で具体的にわかりやすく」

この2つを意識すれば、たとえ働きながらの受験でも、合格を手にすることはできます。
私自身、2回目でようやく合格できた試験もありましたが、決して無駄ではありませんでした。
2回目の試験で、自分の課題や不足点に気づくことができ、より深く実務と向き合うきっかけにもなったからです。

これから受験を考えている方、試験に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの合格を心より応援しています。

Admin
前田 恭宏
練習

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